syrup16g in last武道館

この日が来てほしかったよな、絶対来ないでほしかったよな…、そんな気持ちでいっぱいだった。

実は、当日券組だったの。先行ことごとくハズレ、一般も無理だったけど、キャパ的に当日立ち見、譲ってくださいボード持ってればいいかなと思ってたので。
とりあえず朝一はガッコ行って、用を済ませて九段下へ。お昼過ぎには当日券買えた、ホントよかったぁ。。始まるまで落ち着かない。


夕方、10分押しではじまった 聞こえるかい 空気が変わる、NHKホールで例のMC前に演奏したこの曲から回り始めた「シロップ解散」の事実を改めてかみ締める。1曲1曲をしっかり聞けば聞こうとするほど頭はボーっとした感じになっちゃって、目の前のライブ風景と曲が流れてく感じだった。
負け犬 でイントロ間違たのが逆にいつものシロップぽさが戻ってきて、変な緊張感みたいのがほぐれて歯車が噛みはじめた。。アコギ1本で弾き語る センチメンタル 明日を落としても は、O-Eastでの五十嵐ライブ思い出す。武道館の広さで響き渡るこの声と歌は好きとかじゃなく、必要だったの…少なくともあの時のあたしには。
再び、バンドで。3人それぞれが妙に振れきった 正常 は鳥肌たった、胸が苦しいくらい。…正常はもうおしまい。
あー、ぶっ壊れてきた。…終わっちゃうな、くそ! っう発言がなんか現実感。 パープルムカデ 天才 ソニック クーデ〜空をなくす 怒涛の演奏で, リアル 本編おしまい。

En1は、新しいアルバムの曲がメインだった。息が止まるよな さくら イマジネーション 。変わってゆくよ、しかたないよって感じの新曲をやるとはさすが五十嵐さんだなーと思う。シロップの終りがわかっていて作っただろうこのアルバムの曲達を聴くことで、あぁ終って行くなぁ、って思えてきた。
時間感覚はあんまりないんだけど、足が痛くなってきたからけっこ長くやってるんだと思う、でもライブが終ってしまうのはどーしてもまだ早いって気がするんだ。
EN2は、 she was 落堕 真空 この世界観好きだわー、中畑さんも、キタダさんも遠いけどやたら気合いを感じる演奏で、シロップへの愛を感じたよ。
最後のアンコール、中畑さんが五十嵐さんを背負って現れた(笑)気持ち的には暗くはなかったよ。 「プレイヤーとして、明日が見えるような曲をかいてきたつもりなので、思い出したらこれからも聴いてやってください」みたいなコト言って「これも明日をかいた曲です」と、はじまった 翌日 イントロの瞬間から予告なく泣いてしまった、嗚咽が止まんないや。蒼いステージ reborn のやさしいメロディで涙は止まって、曲の後半に客電が全部ついてまっ白になる武道館が忘れらんない。

これからsyrup16gのライブを見ることは出来ないけど、なんか明日があるってゆーか明るい感じにさせてくれるライブだったんだ。


実感にはまだかかりそう。。