荒吐ロックfes その②

厚着のまま寝袋で寝ちゃったから、暑いなぁと思って起きたら7時過ぎ。。ぼんやり顔を洗う、空気がキレイでいいなぁ。
今日もフェスだよ。。

早速みんなでテントをたたんで車へと片付ける。この駐車場までの道のりがけっこ遠い…往復1時間弱やもん。で、朝ごはんはハンバーグ丼。
ゆっくりと髭ちゃん(つがる)を。朝からあの濃ゆいステージを繰り広げてる、須藤さんの衣装もやっぱ変態。。爽やかじゃないけどクセになるんよ、白薔薇っ、髭Tシャツもちらほら、ダーティーを聞きつつ。
唯一、桜が咲いてないステージがはたはた。でもTHE BACK HORN(はたはた)の時は風に乗って桜吹雪が舞っていたんだ。コバルトブルー で砂埃を巻き起こす、最近のメロが際立つ 初めての〜で桜吹雪が風に舞う(笑) カオス で独特の空気を。ギターの人、いつも変な頭なのに髪切ってさわやか青年みたいで違和感(笑) 光の結晶 がいつもと違うエネルギーがあって印象的。
ちょっと勝手にしやがれ(あらはばき)を見てたら楽しすぎて加わるも1曲で終わっちゃった。
すぐに、アンジェラ・アキ(つがる)に。音あわせ代わりの1曲、徳島出身だとかで方言がかわいです。私の青春時代のカバー曲を…と言ってスマパンのToDay。…この曲好きなんだよね、こんな形で聞けるとは、しかも彼女の解釈での日本語詩がかなり良くてCDとかで何度も聞きたい感じだった。聞いたことのあるkissme goodbyeを聞きながら走っていった。
朝から並んでた人もいるくらいの熱気を放ってる、銀杏BOYZ(みちのく)は自分も燃えちゃうのが楽しいわー。叫ぶ!コール&レスポンスな BABY BABY で柱にのぼっちゃう峯田さん。彼はこう語った、今年は夏フェスとか全部断ったんだわ、ほら去年のこと*1とかあるから自粛…とかじゃなくて俺らまたアルバム2枚作るから、納得いくのつくれなかったら自殺するから。いや、マジだわ。。。とな。まわーーる、と空を染めてゆく。
ダッシュでユアソンに行く途中に去年サマソニのゴミゼロボランティアの時に仲良くなった子と偶然出合った!仙台の地で会うとは。。。そんな驚きを感じたりしてまた走る。
だって踊りたいんだもーん☆な、YOUR SONG IS GOOD(あらはばき)に、行ってみた。この音を聞いて体を動かさずにいられるのか!! 斎藤ジュンジュンは夏が来たねー、んなワケないだろー。と言うけど心は夏でしょ☆アルバムの曲で盛り上がって、クアトロでやった唄モノの新曲を、いい感じになってた。長そうなMCを後にして、また走り出す。
まじエルレTのキッズが多いよ、座って待ちの人々も多いのですり抜けて前に行く。復活してくれるかな?ELLEGARDEN(みちのく)を見上げる。スペソニ、ありゃ声があんま出とらんよ。細美さんがマイクの音量を上げろのジェスチャーで、 ステレオマン なんかこの曲の暗さと明るい演奏が切なくなるんだぁ。サポートするようにアグレッシブなギターをうならせるウブさん…おへそ見えそうです、珍しく高田さんが客を煽ってました、どうかこのステージが成功したいんだって気持ちが見えた気がする。。。BBQ では持ち味の広がってく感じ 虹 ホントに気持ち良さそに歌う、この空気を変えていく、ジターバグ でちょっと走っちゃうドラム、よいライブかはわかんないケドたしかにステージに戻ってきたんだね、ラスト RedHot でやさしく輝く。
峯田さんの言うとおりシャワー使用中止なので、びしょびしょのTシャツを途中のトイレで着替えてると聞こえてきましたSPARTA LOCALS(あらはばき)の トーキョーバレリーナ さっぱりした気分でゆらゆらしながら聞く。スパルタのライブかなり良かったなぁ、なんか自然でピースでもだんだん盛り上がっての ロックとハニー 。
満足な気持ちで友達とタン塩+ビール☆、マジおいしい。でも、昨日の5割増しくらいの人の多さに若干うんざりした感じの友達…たしかにはたはたへの橋の混み具合はちょっとやだなー。日中は日差しが強くて暑いのに2日間でキャップの物販は10-feetだけ。
そんな10-FEET。なんかタクマさん、髪が伸びすぎじゃないっすか? やっぱ4REST はアガる。もーみんなサルだもんね、ジャンプ。ライオン も泣き笑いな感じがやっぱいいね。日差しに負けないってな曲だから。
一生懸命走ってるのに自転車の人が…いいなぁ。まぁ彼らは例外だからね。
このフェスで最大の盛り上がりといえるよな東京スカパラダイスオーケストラ(みちのく)、芝生までのいっぱいの人。音にあふれてるフェスの空間。白スーツで現れたスカパラの面々、まじかっこえー。なんで大人なのに、こんなハッピーなんだろ、踊るよ。
久しぶりのライブだというlocofrank(はたはた)は、ハッピーなモッシュ…跳ねたり駆けっこしたりなハイタッチ。みんな音楽が好きで楽しいんだ voyage 最高!もう完璧にそこにはマジックがあってステージと客の間で交わされる何かがそれを生んでたんだ。BE FULL〜もライブならではのジャンプと笑顔炸裂ですから〜。なんつか ripple おいしいトコ取りで楽しかった。
向井秀徳アコエレ(つがる)に近づくと、soクレイジー。あの猫街は、語呂合わせが向井ならではで好きなんだよね、らしい、しかもアコギを背中に背負ってエレキを前で弾いて録音なエコー。真っ黒な海って、曇ってきた湖に吹く風が心なしか温度低く。そんな中OMOIDE IN MY HARD やってくれちゃいました!!さすがです、でも音響がちょっと変だったケド。去り際のアレンジで、クドカンとの思い出とか唄ってた(笑)
夕暮れ、砂煙舞うブンブンサテライツ(はたはた)。激しくサイケなキーボードが地面揺らしちゃって踊っちゃうじゃん。楽しいー♪…でもね、この時にさっき買ったばっかのロコのTシャツを盗まれたみたいでホント凹みましたわー、なんか走る気力も落ちちゃってさ。インフォにもないし、フェスでは自己管理しっかりせなならんよね。
ラブサイケデリコ(みちのく)もちょっと高校時代とか思い出してみつつも、あのリズム好きなんだ。まぁ荷物とりにシートに戻りがてらだけどね。
さっと暗くなった空、しかも曇ってる。the pillows(はたはた)は雨男なんよ。さわさわと降りはじめる雨のなか、かっこいい演奏をしてくれちゃいます。個人的にはイベントなピロステージが好きなんだけど、今回はツアーの延長な感じ、徐々にMY FOOT サードアイ とつめて行く。そして雨の中の ハイブリットレインボー ホントにカラフル☆ピロウズ。…雨なのにアンコールを唯一やってくれたはたはたステージ 〜BUSSTOP ぴょんぴょん跳ねる。ここになんか置いていきたいんだ、と。
水分3割増しなUA(つがる)は、更に雨を呼び雲を操るかのよな奄美島唄…むしろ雨乞いの唄のような感じで雨を呼びこむううあ。でも時の止まるよな声に釘付けでただ立ちすくむ。で、カッパ着てる人が多いからか、なんかみんなネズミ小僧みたいやね〜、とギャプのあるトークが面白い。寒いので昨夜のキャンプファイヤーの残り火がくすぶるそばで掠れた声でも伸びゆく 水色 を聞いていた。
フィナーレはシアターブルック&スーパーセッション(みちのく)やっとカッパ着用したものの寒〜い。雨は弱くなりつつも降り続くける。
シアターブルックの永遠に続くよなサイケなグルーヴに大阪の酔っ払いと紹介されるグレープバインの田中さん。ホントに呑んでてテンション高い、雨降ってるなんて気のせいだよ、と。いやいや。 お次は寒いのに肩を出したグリーンのカクテルドレス?で登場した松雪泰子さん、ホントに声もキレイなかたで1曲歌ってきました。 お待ちかね〜なフェス男!奥田民生。あっかるい天然さと独特な民生節で2曲。を聞いて寒いので友達と、とん汁を飲みに行っちゃいました。ほら、アンコールあると思ってたし、最後はセッションのメンバーを紹介して終わりー。
太陽と砂と雨と、そして音楽を浴びたアラバキはこれでおしまい。なんだか寂しい、すんごくハッピーなフェスだったからさ。
ARABAKI ROCK FEST.

*1:JAPANフェスでの事件