雨雲だってサヨナラ BACK HORN in 野音

たぶんここでなかったら行かなかったかもしんない、野音はやっぱ聖地で、バックホーンは外での野性的なライブが似合う。
雨が降ったりやんだりの梅雨の季節の野音。。。リスクは大きい。でも、今日のこの時間に雨はなかったんだ。
野音に着いて友達と久々に再会、1人はアラバキも一緒行ったこだけど、も1人は半年ぶりくらい…2人とも仕事帰りで揃ったトコで、缶ビールを乾杯☆…ビールの刺激とは違った感じでライブがはじまる。席は割と後ろだったケド見やすい場所。
最初 カオスダイバー 。やや声がかすれ気味、サニー 、徐々に取り戻す。うーん、野音の空気感を表現するのはむつかしいなぁ。なんか、強く想っていても席は指定だし、その距離はか変わんなくてコール&レスポンスって形にはなんないんだけど、席からのそれぞれの気持ちがステージに向けられ、それに対してステージからは一方的に曲を捧げられている感じ。繋がることはできなくても、そこに通ってる気持ちは強いと思うんだ。
新しいアルバムの曲、赤いライトで俺らの曲を聞け! 的な圧倒感と威力を曲から感じるので、コレが新曲かぁーと、感じるわけです。逆に初期の曲とかはボーカルが真っ直ぐでストレート(すまん直訳だわ)に心に入ってきてなんだか気持ちいいんだ、野生の太陽 よかった。
全体的にはあの狂った感じではなく聞かせる感じの印象。「最近真面目に生きてます」とか言われてもどうリアクションしたらいいのやら(笑) でも、夢の花 とか 涙がこぼれたら のベースがステキです。
コバルトブルー 初めての〜 で本編は終わり。ビールは2本開けましたw
で、アンコールが濃かった〜、スゴイよかったんよ〜。最初はアルバムの曲で、初期の 冬のミルク って曲が、なんかすっかり暗くなった空に溶けつつも、野音に充満させる独特のオーラが染みます。で、奇跡だもん。アンコールで、精神力を使って疲れましたわ。
物販はツアーの野音限定のパンフ?があって気になったけど(写真スキ)バッチだけ。今回のツアーのロゴかあいー。そう、ライブが終わるのを待ってたのかのよに雨がさわさわ降り出してきた。

で、焼肉が食べたいなぁーってことで居酒屋?で焼き物を食べつつまた、ビールとか飲んで久しぶりに語ったりした、ふー最近しゃべる場所がないので一方的にしゃべりがちかもしれませんが。
ギリで終電に間に合ってよかった。



個人的追記:2004年の野音、彼女はバックホーンの野音でなら死んでもいい。と言った…それは比喩ではないと思うんだ。911のテロ以降、実際の平和とか心の平和的なのが失われていって見えない敵によっての戦争が起こりそうで(事実イラク戦争は今も続いてるよなもん)何かに依存しなきゃダメでそれが音楽だったりしたわけでその中でもバックホーンの狂気と悲しいみたいなやさしさに惹かれたのかもしれない。
その時自分はシロップの野音で…と答えた気がするんだけど、なんだか今や時効が切れてる気がする。。。うーん音楽に依存はしてるんだけど多分違った形で、あと死に対する危機感(たとえば戦争とか)が薄れてる気がするんだ。その気持ちで聞くライブと時を経たものは違って空白がうまれる。
ただ忘れたくないだけ。